5月20日(金)。中学1年生の総合学習に来てくださったゲストは、日本を代表する劇作家でいらっしゃる鴻上尚史さんです。国語の授業で鴻上さんの文を読んでいた中学1年生はびっくり仰天‼みんな、興味津々で鴻上さんのお話に聴き入りました。
人と人との関わり方について、多くのことを教えてくださった鴻上さん。日本に取り巻く『同調圧力』については、「世間」と「社会」という2つの言葉の持つ意味からわかりやすく説明をしてくださいました。
また、「シンパシー(sympathy)」と「エンパシー(empathy)」の違いについても詳しく教えていただきました。「シンデレラの継母は何故シンデレラをそんなにいじめたのか」「桃太郎の話に出てくる犬は、何故きびだんご1つで鬼退治についていったのか」。馴染みのある題材から発せられた問いに、1年生も活発に意見を交わし、意欲的に相手の心情に立って理解しようと努めていました。
この「エンパシー」への意識が新たなコミュニケーションを生み、幸せに生きることのできる社会へ発展していくのかもしれません。鴻上さん、ありがとうございました。
2022.05.30中学1年 総学「鴻上さんが教えてくれたこと」
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