4月21・22日。中学1年生は、上郷の「森の家」へ『フレッシュマンJrキャンプ』に出かけました。入学して初めての宿泊行事とあって、大きなバッグを抱えて集合した時は、期待と不安で入り混じった表情をしていました。しかし、出会ったばかりの仲間と生活を共にするという貴重な体験を通し、互いを認め合いながら友情を育み、大きな1歩を踏み出すことが出来ました。
学年レクリエーションでは、長縄やジャンケン列車で大いに盛り上がりました。3つの希望コースに分かれた選択プログラムでは、自然豊かな森を散策したり、カードゲームに熱中したり、スポーツで汗を流したりして、楽しいひとときを過ごしました。夜に行われたキャンプファイヤーでは、揺れ動く炎をみんなで囲み、穏やかに語り合って互いの距離を縮めました。そして、2日目に挑戦した“謎解きMISSION”では、チームで協力しながら謎を解き進め、今まで話したことのない人とも会話を弾ませました。
ときには思う通りに物事が進まず悩んだりもしたけれど、困難を乗り越えて誰かと協働する楽しさを味わった2日間。同じ体験を共有したからこそ生まれた友情と、違う価値観を持つからこそ尊重しようとする姿勢がそこにはありました。この経験を足掛かりにし、学校生活でもさまざまな人と交流して自分の世界を広げてもらいたいと思います。