2018.09.06本日のLHR 総合的な学習の時間

2学期に入って最初のLHRは、各学年ごとの取り組みとなりました。

本日、中学1年生は大口にある「大口愛育会」に見学にいきました。大口愛育会は、大口にて障がい者雇用施設を展開してます。今回は、その中の4つの施設へ行き、普段行われている作業について説明を聞き、実際の作業も見学しました。クッキーやスコーン、パンを作ってお店で販売したり、市内の会社へ訪問販売をしたりしている様子を見ることができました。また、喫茶店でのお仕事の様子や、内職作業の様子も分かりました。今回の活動を通して、地域の人との交流の大切さや、個人の尊厳を大切にする心を学んでほしいと思います。

中学2・3年生は本格的に創英祭準備を始めました。毎年2年生は関西歴史研修旅行についての催し物を、3年生は10月に行くカナダ語学研修旅行を見据えたステージを披露します。今年はどちらもこれまでの演目に新たな要素を加えようと考え、奮闘しています。

2年生は『リアル脱出ゲーム』を作り上げるため、導入で流す映像の撮影に取り掛かりました。夏休みで書き上げた脚本をもとに、監督・助監督がシーンのコマ割りや人物の配置、演じ方を考察して丁寧に指示出しを行いました。その情熱に心動かされ、演じる側もセリフを入念にチェックしたり、動きを何度も確認したりと真剣な様子。普段は大勢の前に立って意見を言ったことのないような生徒が、カメラの前で堂々と振舞ったりアイディアを出したりする姿もあり、クラスメイトと試行錯誤する中で新たな興味が引き出されていく姿が見られました。

3年生は、5時間目にカナダ語学研修旅行における話し合いを、そして6時間目はダンスの練習を行いました。このダンスは創英祭で披露した後、語学研修旅行においてもカナダの学生の前で踊る予定になっています。ダンス部やバトン部を中心に自分たちで振りを考え、一つの大きなステージを作り上げようとしています。7月に行われた体育祭では中学全体をまとめ、集団行動&ダンスを成功させた3年生。今度はそれ以上にステップアップし、海外の方に喜んでいただける演目を作り上げようと必死に練習する姿が見られました。学年全員で作り上げる喜びを、この活動の中で培ってもらいたいと願っています。