中学1年生にとって、2019年は先輩になる年。そこで、始まったばかりのこの1年間をどのように過ごすか、学年目標を決めました。最初は個人個人で「この学年をどのような学年にしたいのか」を考え、その後班ごとに意見を共有して深めていきました。最後に決定したのは『楽しく、メリハリをもって、最後まで努力して、尊敬される先輩になろう』です。その実現に向けて、これからの1歩1歩を大切にしてもらえたらと願います。また、合唱コンクールに初めて取り組むにあたって、ルール作りにも取り組みました。コンクールではどのような歌声を響かせてくれるのでしょうか、楽しみです。
中学2年生は、3学期から本格的に職業研究を行っていきます。この日は生徒の保護者の方を講師としてお招きし、『働くということ』をテーマに体験談を踏まえてお話をいただきました。仕事を選択する時の視点や、ステップアップした際の目標などを詳しく教えて頂いたことで、生徒たちの中の働くことに対するイメージも少し具体的になってきたようです。そして仕事で携わった方々を幸せにしたい意欲と、ご家庭を何よりも大切にしたい思いとの狭間で決断なさったエピソードでは、1人1人が自分の家族を思い浮かべて考えたり振り返ったりする場面もありました。・・・『働くということ』は非常に奥深いテーマです。変化が激しく先が見通しにくい時代だからこそ、未来の自分の在り方をしっかりと考え、勤労観や職業観を育んでもらいたいと思います。
あと数か月で横浜創英中学校を卒業する3年生。この日は改めて学年主任から高校生になるための心構えを聞き、気を引き締め直しました。そして、3学期の予定や挑戦する高校入試について調べたあと、3月に行われるポートフォリオ発表会に向けて「自己分析」と「他己分析」を行いました。中学校で過ごした3年間を思い出しながら自分という存在を分析すると、この3年間でどのように成長し、どのような力を身に着けてきたのかが見えてきます。また、他の人にインタビューすることで新たな視点をもらうこともでき、良い刺激となりました。もちろん中学の卒業がゴールなわけではありませんが、振り返りを行うことで、これからの未来に対する気持ちも強いものに変化したようです。残りの中学校での生活を、悔いのないように過ごしてもらえたらと願います。